xCurrent・xRapid・xViaとは?Ripple社のプロダクトまとめ

xCurrent・xRapid・xViaとは?Ripple社のプロダクトまとめ

リップルという単語には仮想通貨界隈では全然別のものをさす場合があります。仮想通貨XRPのことを指す場合もあるし、単純にRipple社のことをさすこともあります。また、Ripple社の金融システムを表す場合もありますので、混同しがちです。

この記事ではRipple社のプロダクトであるxCurrent・xRapid・xViaについて、まとめたいと思います。

すごくザックリ書くとこんな感じで理解しています。

xCurrentはルーティングアプリ

xRapidはXRPの流動性を供給する

xViaはRippleネットワークを利用する窓口

それではひとつずつ、解説していきます。

 

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xCurrentはルーティングアプリ

現在の国際送金では、複数のコルレス銀行を介して行われ、銀行を通過するたびに手数料がかかります。

また、コルレス銀行は送金需要に対処するために、送金にしか使われない資金を常にノストロ口座にプールしておかなければなりません。使われるかどうかわからない資金をいわば死蔵しています。

また、現在の国際送金システムでは中継銀行が多いため、途中で失敗したり、相手方の銀行の倒産リスク(カウンターパーティリスクといいます)を常に負っています。そのため、送ってみなければ手数料が最終いくらになるのかわからず、国際送金は高コストになっています。

xCurrentを使うと、送り先の口座までのルート、手数料が複数明示され、送り元の銀行はどのルート、手数料で送金すれば最適なのか選択することができます。

2018年3月現在ではXRPの流動性がまだまだ足りませんので、xCurrent採用銀行は、とりあえず従来の送金方法を用いつつ、最適なルートをxCurrentで探して送る、という流れになります。

xCurrentを利用するだけで、送金コストは従来より30%も下がります。

xCurrntでXRPを用いた送金をするためには

2018年3月時点ではxRapidをxCurrentから利用することはできないため、xCurrent採用銀行がXRPを使った送金を行うためには、ハブとなる銀行がXRPを直接保有する、もしくは必要な量をオンデマンド調達する必要があります。

xCurrent xrp

この方法の利点は、送金に必要なXRPを銀行が保有しているため、市場の流動性に影響を受けず、送りたいだけ資金を送ることができ、企業の送金用途にかなう大口の送金が可能となります。

実現するためには、銀行が仮想通貨を持てるようにする法改正、会計基準の策定、税務上取り扱いの決定が必要です。また、銀行がXRPを保有するということは、価格変動リスクを銀行が負うようになるため、手数料にリスク分が上乗せされます。

xCurrentとxRapidが連携できるようになれば、銀行はXRPの保有リスクから解放され、手数料を下げることができるようになるため、コスト競争が生まれます。

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xRapidはXRPの流動性を供給する

xRapidは主に送金事業者向けのプロダクトになります。

現在でも100万円以下の少額送金を行う場合、銀行を利用するより送金事業者の送金サービスを使うほうが手数料が安いです。

xRapidを利用すれば、送金事業者の国際送金をさらに安価に、さらに高速にすることができます。

資金移動のイメージとしてはこんな感じです。

僕がアメリカに留学中の息子にお金を送りたいとします。

xRapid xrp

xCurrentを利用した大口の送金と比べた場合、送金時のXRPの変動リスクは僕(ユーザー)が負うようになるため、手数料を抑えることができます。

xCurrentとxRapidが連携できるようになれば

xCurrentを用いることにより、送金ルートや手数料が送金開始時にクリアになり、送金の失敗が減りますが、送金時には高コストとなる可能性があります。xCurrentとxRapidが連携できるようになれば、銀行はXRPの価格変動リスクをとる必要がなくなります。

超簡単に説明すると、現在のコルレス銀行に代わる、通貨変換装置です。送金元銀行が送金業者に送金すると、xRapidを通り、円→XRP→ドルとなるのですが、その際、日本の取引所の価格が100円/1XRP、アメリカの取引所の価格が1ドル/1XRPだとすると、瞬時に円とドルの価値が現在のレートで交換され、送金先に渡されます。

・・・文章ではめちゃくちゃわかりにくいですね(笑)ちょっと図にしてみます。

xCurrent xRapid

だいたいこんな感じです。この送金業者(xRapid)を使うかどうかを、送り元の銀行が選択することができるようになれば、メジャー通貨同士の送金であれば、効率化されている今使われているルート、マイナー通貨を送りたい場合などは、XRPルートを利用するなどの使い分けができます。

低価格で送金を行いたい地方銀行などはxRapidを使うルートを選択すると、安価で高速な送金ができますので、送金事業者やxCurrentのみ使用した場合と比べ、価格競争力が生まれます。

もしかしたら、新たな送金サービスが地方銀行の収益の柱になる!といった時代も来るかもしれません。

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xViaはRippleネットワークを利用する窓口

xViaは銀行でも送金業者でもない企業がRippleネットワークを利用する場合の窓口となります。xCurrnt採用銀行にある自社の口座から、Rippleネットワークを介して相手企業に送金ができます。上の図の一番左にxVia採用企業が来るようなイメージです。

2018年3月時点では、まだxCurrentとxRapidは接続できません。

銀行はXRPを使わないという説について

ここまでお読みいただいた方は何となくご理解いただけたかと思いますが、銀行はXRPを直接保有しなくても、Ripple社のプロダクトであるxCurrentを介して、XRP経由の送金を行うことができます。なので、銀行はXRPを使わないのではなく、XRPを使っていることを意識せずとも超高速送金できるようになった。が正解です。

TwitterなどのSNSはポジショントークばかりです。XRPに限らず、自分自身で考察し、理解することが重要です。

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